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「七帝柔道記」の圧倒的努力

Posted by CRMダイレクト on 25.2013 映画/ドラマ/本   0 comments   0 trackback
今をときめく百田尚樹氏よりも男っぽい作風の
増田俊也氏の600ページに及ぶ力作、「七帝柔道記」を読了。
眠る事さえ忘れ、一気に読了でした。

タイトルの「七帝柔道記」の
「七帝(ななてい)」は、7つの旧帝国大学です。
北から北大、東北大、東大、名大、阪大、京大、九大を指します。
「柔道」は、これら旧帝大に今も根付く、言わば裏柔道を言います。

柔道と言っても、テレビで見る様な講道館柔道(表柔道)とは、
異なるルールで今も戦われています。
その最大の違いは、寝技が中心ということ。
ブラジリアン柔術の流れを汲むというか、
その元祖たる流派なのです。

物語は、作者本人が主人公のほぼドキュメンタリー。
大学入学の柔道部入部から2年目の夏の試合までの
1年数ヶ月が生き生きと描かれています。

圧巻なのは、想像を絶する練習風景。
数えきれない失神、技で軋む骨、友情などが
臨場感ある筆致で書かれています。

ネタバレをしてしまうと、年に一回の七帝戦では
最下位なのですが、1年の血みどろの努力をして
次の大会に臨むも、また最下位に終わるところで
物語が終了します。
続編があるような終わり方ですが、
あれだけの練習を行っても、結果的には
勝利をもぎ取れなかったラストに
「神はいないのか」という心境になりました。

物語中盤、あまりにきつ過ぎる1年目の練習後、
猛吹雪の中、先輩が夕飯に誘いやってきます。
そこで語り続けた先輩の言葉にヤラレました。
「練習は本当に苦しいと思う。
 (中略)いまこんな偉そうなこと言ってる
 俺たちだって同じようなもんだった。
 練習なんだ。
 練習しかないんだ。

 寝技は努力が必ず報われるんだ」
この言葉に辛く苦しい練習の日々にほんの小さな
光を見るようになったシーンがあります。

結果的には、2年目の試合では報われませんでしたが、
努力は人並み以上にしても
意味がないことを教えられます。
圧倒的努力の先に、ようやく勝利や幸運が
見えるかもしれないということを思い知らされます。

甘い世界に身を置いてるつもりはないけど、
まだまだ厳しく研鑽を重ねなきゃなと反省しました。




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