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ビールの銘柄を間違えて半殺しにされたことはあるか?

Posted by CRMダイレクト on 09.2014 ビジネス雑感/世間雑感   0 comments   0 trackback
4月に入り、新人研修で初々しいフレッシュマンに出会う季節です。
講師として、彼らに様々なことを伝えますが、講義以外で小話したところ
興味深かったようなので、ちょっと書いてみようと思います。

35873e5c.jpg

これは新入社員以外、2年目以降のビジネスマンへの問いです。
「会社の公式パーティーの幹事として、
 ビールの銘柄を間違って、半殺しにあったことありますか?」


私は、幸いにも半殺しの目には遭いませんでしたが、
決して大げさな表現ではないことがよく分かります。

日本企業には、ケイレツ(系列)というシステムがあります。
私も新入社員時代には、4大財閥(三菱・三井・住友・芙蓉)の
1つの系列会社にいました。
芙蓉グループでしたが、系列会社にはサッポロビールがあるので、
小単位で居酒屋に行くのは別として、会社の公式パーティー、
事業部単位の打ち上げは必ずサッポロビールでした。
これが、キリン、アサヒなど出てこようものなら
幹事は裏で先輩に半殺しの目に遭います。
もしくは極端な話、「気が利かない、マナーがない」と
レッテルを貼られ、出世できなくなります。

まあ、こんなことは系列会社のビジネスマンには慣れた
ことですが、飲食店従業員にはあんまり関係ないことですよね。
当時職場にいた九州支店長がこんなことを話したことを覚えてます。

九州の料亭で、その方が自社役員と系列会社幹部を
接待した時に、サッポロを手配し忘れ、競合銘柄が
出て来たそうです。
「サッポロじゃないないか!!」と自社役員の怒号。
場が凍り付き、その支店長に恐ろしい視線が注がれます。
万事休す、その時に奇跡的に助け舟が出されました。

怒号と間髪を入れずに
「あ〜、事前に銘柄指定を伺ってたのに、申し訳ありません。
 私のミスです。すぐお持ちしますね〜」
と支店長の失敗を察し、気を利かせた仲居さんが
その場を取り繕ってくれたそうです。
半殺しを逃れた支店長は、その後チップをはずんだんじゃないでしょうか

まあ、昔の話ですからね。
ところが、最近でも全く同じ状況に遭遇しました。
2年前に当社が某グループ関連会社のコンサルティングを
行いました。プロジェクト終了後、ありがたいことにご接待いただきました。
きれいな小料理屋に出て来たビールは、何と某ビール以外の競合品。
接待主の温和な部長さんは凍り付くと同時に怒りの表情で
「うちが某社関連と知ってのことか!」と凄い剣幕です。
お店の人も恐縮しきりですが、店内に某社品はありません。
何と、コンビニに買いに行かせて、某社ビールの
接待で終わりました。
翌日、某社の営業マンがビールを納めにいったようです。

系列に属さない最近のIT企業や中小企業には無縁の話かも
しれません。
ビールの銘柄指定なんて馬鹿馬鹿しい、という一面もあるやもしれません。
しかし、この示唆は「相手を知る、相手を思いやる」という
営業やマーケティングの基本中の基本なのです。
系列会社のビールを調べるということは、相手先の好み、市場のニーズを
虚心坦懐に調べることと全く同義です。
そのニーズに対し、適切なソリョーションやプロダクトを提供することは
普段のビジネススキルを磨き上げる要素です。

新入社員の皆には、「ビールの銘柄を間違えるな」
ではなく「相手のニーズをとことん調べよ」と伝えました。

事実、当時仕事がデキると言われた人で、
ビールの銘柄を間違える人は居ませんでした。

私?もちろん間違えませんでしたよ。
あれ、1回くらいは間違えたかな〜?(笑)


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